基本的に乗り物が好きな我が家、今回はヨーロッパを飛び出しアメリカ旅行に行った際に訪問したケネディスペースセンター・ビジターコンプレックスをご紹介します。
オーランドの国際空港から車で一時間かからないくらいのところにあるケネディスペースセンター(John F.Kennedy Space Center)。
途中野生のワニが出るから停車するなとおっかない注意書きのある周りがジャングルような高速道路をひたすら走り、大きな橋を渡るとだだっ広い敷地の中に一般のお客さんが見学できるエリア、ビジターコンプレックスがあります。
ここには本物のスペースシャトル・アトランティスや宇宙を体感できるアトラクション、映画館など博物館・科学館・アミューズメントパークがミックスされたような宇宙に興味がなくても一日中楽しめる広大な施設となっています。
事前の調べで一番人気はアポロ計画でアポロ宇宙船を宇宙に送るために使われたロケット、サターンVが展示されている建屋へバスで移動するツアーだということで着いてからすぐに敷地内から出ているバスに乗りました。バス代は入場料に含まれていますので別途かかりません。
この日は行われていませんでしたが、事前にロケットの発射日を調べていけば発射を見ることができるそうです。(このセンターのアプリを入れたのですがたまにSpaceX社のロケットの打ち上げいついつやるから見に来てねみたいなお知らせが届きます。)
10分ほどでサターンVの建屋に着きます。
サターンVの大きさは111メートル!このド迫力な展示はさすがアメリカって感じですね。
宇宙飛行士は感染症対策の為宇宙へ行く何日も前から隔離されて生活し、当日も外部と接触しないように専用のバスに乗っていくそうです。
他にも月面探査についての展示や映像がいろいろあります。
なかでも記憶に残ったのはアポロ1号の地上訓練中に火災でなくなった三人の宇宙飛行士を紹介する展示です。
この三人はどんな人物でどんなものが好きだったかなど人となりがわかる展示になっています。
私は人類の宇宙開発の歴史はよく知りませんでしたがこの展示を見て亡くなった宇宙飛行士がいたことを初めて知りました。
こうしたことを展示にして伝えていくこともアポロ計画の輝かしい功績とともにとても大事なことだと思いました。
のんびりしているとサターンVで一日が終わってしまうくらいのボリュームなので、急いでまたバスでメインのセンターまで戻りお目当てのスペースシャトルを見に行きます。
(ちなみにショップはサターンVに1か所、ビジターコンプレックス内に2か所ありましたが、必ず同じものが売っているとは限らなかったので欲しいものを見つけたらすぐ買うことをおすすめます。個人的にはサターンVのショップが良かったです。)
その他にも宇宙ステーションをドッキングさせるシュミレーターや宇宙飛行士の訓練シュミレーターなどゲーム感覚で遊びながら学べる展示もありました。
轟音と振動を感じることができるスペースシャトル打ち上げ体験はとても人気で並んでいました。(身長制限がありました。)
時間もあまりなかったのですが最後に訪れたのはPlanet Playという子供向け室内遊技場です。
小さいお子さん連れにはここがメインでもいいくらいの規模の宇宙をテーマにした遊技場。
閉館時間までここでクタクタになるまで遊んで帰りました。
宇宙に興味があってもなくてもアメリカならではのその迫力とアミューズメント性で一日中楽しめる(なんなら二日券もあります)ケネディースペースセンター・ビジターコンプレックス。
フロリダに旅行の際はティズニーワールドだけでなくこちらもおすすめです!
ケネディースペースセンター・ビジターコンプレックス
(John F.Kennedy Space Center・Visitor complex)
ホームページはこちら↓
地図はこちら↓