ドイツ・ベルリンにあるヨーロッパを代表する自然史博物館の1つ、大迫力のブラキオサウルス(現在はギラファティタンと呼ばれている)の骨格が目玉のフンボルト博物館またはベルリン自然史博物館Museum für Naturkunde。
ベルリン中央駅から歩いて10分ほどのとても良い立地にあります。
入ってすぐのメインホールに展示された恐竜たちはいつ見てもその迫力に圧倒されます。
ここにはトリスタン・オットー(Tristan Otto)という愛称のついているティラノサウルスの実物化石標本が展示されています。
この博物館には10年位前にも来ていますが、2015年から展示されているトリスタンがどうしても見たくてベルギーに住んでからずっと行くタイミングを見計らっていました。
ところがトリスタンは巡回展としてコペンハーゲン自然史博物館に貸し出しをしていてベルリンには長らく不在でした。
そこで情報を集めてベルリンに戻るタイミングを調べて戻るや否やすぐに見に行きました。
それはブリュッセルからベルリンまで車で片道8時間、トリスタンを見る為の1泊2日の弾丸旅行でした。(ベルリンの壁も見てないw)
この日はトリスタンがフンボルト博物館に戻ってきて新しい恐竜の特別展(この特別展は2024年11月30日まで)が始まった最初の週末でした。
加えてこの日は毎年8月末に行われる”Long Night of Museum”というベルリン市内の75館の博物館が夕方18時から翌朝2時!!まで開館し、各博物館で催し物を行うという年に1度のイベントが行われていました。
入場料は当日券で大人は18€、12歳以下の子供は無料でこの券でイベントに参加しているすべての博物館に入場できます。
次回のイベントの情報はこちらから↓
フンボルト博物館もメインホールでイベントが行われるようで恐竜たちの横でカクテルバーやDJブースが設置されていました。
イベントが始まる18時にはフンボルト博物館は外に長い行列ができるほど大盛況でした。
ここにはもう一つの目玉。始祖鳥の”ベルリン標本”が展示されています。
始祖鳥は10数体見つかっていて、その中でも最も美しく最も人気の高い標本です。私の日本の家の玄関にもベルリン標本のレプリカが飾ってあります。
やはり本物のならではの透き通るようなミルク色のエナメル質が残る骨の部分が本当に美しいんです。もやは天然のアートと呼んでも差し支えないです。
さてさて今回のお目当てトリスタンは奥の部屋にありました。
頭骨だけガラスケースで展示されていました。あー惚れ惚れ♡
トリスタンの頭骨以外にアロサウルスと、"キャスパーCasper"と愛称の付いたティラノサウルスの幼体の頭骨も展示されていました。
頭骨の置いてある部屋を抜けるとそこには、
長男のTシャツをスタンにして、私のTシャツをナツラリスのトリックスにして密かにティラノの夢の競演を個人的に果たしてる。
今年の春からトリケラトプスの頭骨実物化石も展示されているそうです。一緒に見たかったなぁ。
今回は私のティラノ愛さく裂の投稿になってしまいましたね、すみません。。。
今回はこの辺にして次回はトリスタン以外のフンボルト博物館の展示についてのご紹介したいと思います。
フンボルト博物館(ベルリン自然史博物館)Museum für Naturkunde
ホームページはこちら↓
www.museumfuernaturkunde.berlin
地図はこちら↓